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16タイプから、自分を知る

INFJとINFPの違いは?結果が変わる理由と、日常で確かめたいこと

ペルソナアパート編集部 / 更新日:

INFJとINFPは、4文字のうちJ/Pが異なります。ただし、MBTIと16Personalitiesでは理論や尺度が同一ではありません。「計画的ならINFJ、自由ならINFP」と、1つの行動だけでは決められません。[1][2]

違いを知るには、受けた検査、結果の読み方、日常の場面を分けて確認します。結果が変わる理由の候補と、決められない範囲を整理します。

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先月はINFJ、今日はINFP。説明を読み直すと、どちらにも思い当たる。予定を立てるのは好きなのに、休日は決めずに出かけたい。「本当はどちらなのか」と、もう一度質問に答えたくなる。けれど、違った文字だけを見ると、同じままだった部分や、回答したときの事情を見落とします。

最初に、どの検査の結果かを確かめる?

まず結果画面やサービス名を確認します。MBTI、16Personalities、その他の16タイプ診断を、すべて同じ検査として扱わないことが出発点です。

MBTIは4つの選好を組み合わせる枠組みです。一方、16Personalitiesは、Big Fiveを再構成した独自のNERISモデルを使い、4文字にA/Tを加えています。同サイトはユングの認知機能を採点モデルに用いていないと説明しています。[2]

「前回と同じサービスか」「表示された尺度の名前は同じか」の2点を確認してください。異なる物差しで測った値の差を、そのまま自分の変化とは呼べません。

INFJとINFPの違いを、表で整理すると?

次の表は、4文字の意味を確認するための整理です。実生活でどちらの行動が多いかを、ここで採点するものではありません。MBTIの選好と16Personalitiesの尺度を分けています。[1][2]

同じ文字、異なる文字、文字からは分からないこと
比較する点INFJINFP
共通の表記I・N・FI・N・F
MBTIの最後の選好J:Judging。外の世界に対して方針を決め、見通しをつける向きP:Perceiving。外の世界に対して選択肢を開き、新しい情報に応じる向き
16Personalitiesの最後の文字Judging。独自のTactics尺度の一方Prospecting。同じ尺度のもう一方。MBTIのPと同一の測定ではない
4文字で決められないこと仕事の技能、他者の気持ちを読む正確さ、相性、個人のBig Five得点同じく、文字だけからは判断できない

I・N・Fが共通でも、2人が同じ考え方や感情を持つわけではありません。また、J/Pが違っても、予定を立てる日、変更する日が双方にあります。違うのは、生活のすべてを決める規則ではなく、各枠組みが説明しようとする傾向です。

診断のたびに結果が変わるのは、なぜ?

考えられる理由を3つに分けます。これは原因を特定する診断ではなく、結果を比べる順番です。

  1. 検査が違う:同じ4文字でも、質問文、回答形式、採点方法が違えば、比較の前提がそろいません。
  2. 答えた場面が違う:「普段の自分」を、仕事の担当者として思い浮かべたのか、休日の友人として思い浮かべたのか。どの経験を参照したかを見ます。
  3. 分類の境界に近い:連続的な値を2つの文字に分ける方式では、小さな値の違いでも表示の文字が変わり得ます。16Personalitiesは尺度を連続的なものとして説明しています。[2]

例えば、架空の分類で境界の少し上と少し下を別の文字にすると、差が小さくてもラベルは変わります。これは仕組みを示す仮の例で、実際の質問数、誤差の幅、採点式を再現したものではありません。

逆に、文字が同じなら何も変わっていないとも限りません。タイプの表示は細かな違いを省いた情報です。結果が変わった理由を「誠実性が境界を越えたから」と、Big Fiveを受けずに説明することはできません。

認知機能の説明なら、どちらかを決められる?

FeやFiなどの認知機能を使った解説は、タイプを理解する理論上の説明です。「人の気持ちを考えたからこの機能」「自分の価値観を守ったから別の機能」と、1つの経験をそのまま判定基準にはできません。

16Personalities自身は、認知機能を自社のモデルに組み込んでいないと明記しています。[2]その結果のJ/Pが変わった理由を、認知機能の交代として断定するのは、違う説明体系をつなぎすぎています。

理論を読み比べる楽しさはあっても、説明に納得したことと、その説明が測定で確かめられたことは別です。日常を考える言葉として使いつつ、「どの検査で何を調べた話か」を残しておきます。

日常では、何を観察すると役に立つ?

2001年のFleesonの研究は、日常の状態を繰り返し尋ねた3つの調査で、同じ人の中にも行動の変動があることと、期間全体で見た平均的な傾向には安定性があることを示しました。[5]INFJとINFPの見分け方を検証した研究ではありませんが、「場面で違う自分」と「普段の傾向」を両方見る手がかりになります。

同じ行動の、違う理由を見る。

旅行の予定を立てたのは、見通しがあると安心するからでしょうか。同行者に頼まれたからか、予約しないと入れない店に行きたいからか。同じ「予定を立てる」にも、違う事情があります。

編集部では、直近の出来事について次の4つをメモする方法を提案します。これは診断項目ではなく、合計点やタイプ判定も設けていません。

  1. 決めたこと:自分から決めたのか、役割として決める必要があったのか。
  2. 変更したこと:何の情報が増え、どの条件が変わったのか。
  3. 迷ったこと:情報が足りないのか、大切な価値観が競合していたのか。
  4. 楽だったこと:誰と、どんな進め方なら負担が少なかったのか。

仕事の場面を1つ書いたら、休日の場面も1つ書きます。違った理由が分かるほど、次に必要な条件を具体的に伝えやすくなります。「私はPだから」ではなく、「候補を見てから決めたい」と言葉にしてみます。

会議では仕切るのに、休日は決めたくない。

進行役の日は、時間までに結論を出すために論点を整理する。休日の店選びは、友人に任せて散歩を楽しむ。この創作例では、同じ人が違う行動を取っています。

仕事で決めるのは、役割として必要だったからかもしれません。休日に任せるのは、決める負担から離れたかったからかもしれません。「本当の自分はどちらか」を急ぐ前に、役割がないときはどうしたいかも聞いてみます。

INFJ-TとINFP-Aなら、何を分けて比べる?

この2つは、J/Pに加えてA/Tも違います。A/Tは16PersonalitiesのIdentity尺度で、自信やストレスへの反応に関わる説明です。[3]MBTIの4文字には含まれません。

前回より心配が強かったからPになった、といった説明はできません。複数の尺度の違いを、1つの出来事だけで結びつけないようにします。結果画面の各尺度と、そのとき自分が思い浮かべた状況を並べて見ます。A/Tの優劣や、相性の順位を決める比較ではありません。

Big Fiveを使うと、どんな問いに変わる?

1989年のMcCraeとCostaの研究は、当時のMBTIと5因子の関連を示しましたが、明確な二分法としてのタイプを支持する結果ではありませんでした。[4]ただし、この1研究で現在のすべての診断の性質が決まるわけではなく、個人の得点の換算にも使えません。

Big Fiveでは、外向性、協調性、誠実性、神経症傾向、開放性をそれぞれの程度で捉えます。「どちらのタイプが本当か」から、「計画して進める傾向はどうか」「不安の感じやすさは別にどうか」と、問いを分ける使い方です。

「一人で考えるのは好き」「締め切りは守りたい」「新しい案も残したい」。それぞれを確かめたいなら、Big Fiveで5因子の傾向を見る無料方法があります。4文字を選び直すためではなく、その文字に収まりきらなかった経験を振り返るために使ってください。

当サイトは、人物像の読みものと公開尺度に基づく診断を提供しています。Big Fiveの点数はコードで計算し、AIは解説のみを担当します。原尺度の研究が、当サイトの日本語表現や解説の妥当性を自動的に保証するわけではありません。

どちらかに決めきれなくても、使える発見は残ります。「一人で考える時間は欲しいが、予定の変更は相談しながら決めたい」。4文字より長くなっても、その一文のほうが相手に頼めることを具体的にしてくれます。INFJの記事INFPの記事も、自分に合う場面を探しながら読んでみてください。

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16タイプの正誤を判定する検査ではありません。

よくある質問

INFJとINFPを一問で見分けられますか?
予定を立てるか、人の相談に乗るかといった一問だけで見分けることはできません。同じ行動でも、役割や事情が違う場合があります。質問の例は自己観察のためのもので、採点済みの診断項目ではありません。
INFJからINFPに変わるのは、性格が変わったからですか?
文字の変化だけでは分かりません。使った検査、回答の解釈、そのときの状況、分類の境界付近の違いなど、複数の可能性があります。以前と同じ尺度や条件かを確認し、長期的な変化とは分けて考えます。
Jは誠実性が高く、Pは低いという理解でよいですか?
個人への換算には使えません。MBTIとBig Fiveの関連を調べた研究はありますが、相関は同一の尺度であることを意味しません。16Personalitiesも独自モデルであり、J/Pから個人のBig Five得点は決められません。
INFJ-TとINFP-Aの違いは何ですか?
P/JとA/Tの2つが異なります。A/Tは16Personalities独自のIdentity尺度に関わる区分です。一方だけを見て、不安や計画の立て方など生活上の違いを全部説明することはできません。
Big Fiveなら、本当のタイプを決められますか?
Big FiveはINFJかINFPかを決めるための検査ではありません。5つの傾向をそれぞれの程度として捉える別の枠組みです。4文字が揺れる理由を特定したり、どちらが正しいかを保証したりするものではありません。

出典・参考文献

公式サイトはサービスの定義を確認する資料です。人物像の説明と、研究で調べられた知見を区別しています。

  1. Myers & Briggs Foundation. Myers-Briggs Overview. 4つの選好の定義。
  2. 16Personalities. Our Framework. NERIS、連続的な尺度、タイプ表記と認知機能の扱い。
  3. 16Personalities. Assertive vs. Turbulent Personality Traits. A/Tの定義。
  4. McCrae, R. R., & Costa, P. T., Jr. (1989). Reinterpreting the Myers-Briggs Type Indicator from the perspective of the five-factor model of personality. Journal of Personality, 57(1), 17–40.
  5. Fleeson, W. (2001). Toward a structure- and process-integrated view of personality: Traits as density distributions of states. Journal of Personality and Social Psychology, 80(6), 1011–1027.

本記事と診断は自己理解の参考です。医療上の診断、採用、職業能力の判定を目的としません。MBTI®は登録商標です。当サイトはMBTI®・16Personalitiesの公式サイトではなく、MBTI®検査は提供していません。運営者情報・編集方針